「IELTS」の「アカデミック」「ジェネラル」って何のこと?

留学するための試験といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?

以前取り上げた「TOEFL」が浮かぶ方が多いのではないでしょうか?

「TOEFL」以外にも、留学可否の判定基準として使われている試験がいくつかあります。

 

今日ご紹介したいのは、そのうちの1つ「IELTS」です!

 

この試験のことを耳にしたことはありますか?

 

実は、「IETLS」は、受験者も年々増えており、今注目されている試験なのです!

そんな「IELTS」について、解説していきますね!

 

 

そもそも「IELTS」って何?

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「IELTS(アイエルツ)」の正式名称は、International English Language Testing System。

IELTSは、ブリティッシュ・カウンシル とオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が
共同で運営している試験です。

 

海外留学はもちろんのこと、
医療系の研修や海外移住申請に最適なテストとされています。

 

イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド
高等教育機関で広く認められています。

 

アメリカでは、教育機関が3,000を超え、
TOEFLに代わるテストとして入学審査に採用する機関が3000以上!

 

「IELTS」への需要が高まっていることが、よくわかりますよね!

日本でも、大学入試等でも採用されています!

 

IELTSの試験は、
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つで構成されています。

 

この点は、TOEFL等の他の試験と同じですが、
「IETS」には4つの大きな特徴があります。

 

①「紙」と「筆記用具」による試験形式

→ICTを用いた試験が多い中、「IELTS」は、あえて紙媒体での試験形式なのです。

馴染みやすい形式ですよね!

 

②面接官と1対1の対話形式のスピーキングテスト

→対コンピュータではないのですね。

「IELTS」は、Face to face コミュニケーションを重視しているのです!

 

③英語力を「1.0 ~ 9.0」評価

→ちょっと独特な点数表記ですよね。

以下の対応表を見てください。

 

各資格・検定試験とCEFRとの対照表

文部科学省(平成30年3月)

【図】各資格・検定試験とCEFRとの対照表

 

「IELTS」の各評価のレベル。

これでイメージが湧きますね。

 

2種類の試験

→IETLSには、実は2種類のテスト(モジュール)があります。

「アカデミック」と「ジェネラル」です!

多くの方が悩むのが、この点!

「どちらの試験を受ければ良いの?」となりますよね。

 

そこで、「IELTS」のこの2つのテストについて、さらに深く掘り下げて説明したいと思います!

 

 

「アカデミック」と「ジェネラル」って?

「アカデミック」とは、どのような内容のテストか。

名前から想像できますよね。

 

「アカデミック」のテストは、その名の通り、「学問的」内容です。

基本的には、海外の大学、大学院への留学を目指す受験生向けです。

 

 

では「ジェネラル」はどうでしょう?

 

「general(ジェネラル)」は「一般的」。

「ジェネラル」のテストは、
学業以外の検収や海外移住申請を希望する受験者向けなのです。

 

とてもわかりやすい線引きですよね!

この基本的なコンセプトがわかれば、自身の目的に応じて、テストを選択すればよいのです!

 

まずはこのコンセプトを、頭に入れておいてくださいね。

 

 

「アカデミック」と「ジェネラル」の比較

「アカデミック」と「ジェネラル」の受験目的の違いは、分かりましたよね。

 

では、テスト内容には、どのように違いがあるのでしょうか。

今度は、テストの「内容」に焦点を当ててみましょう。

 

「アカデミック」「ジェネラル」の共通点

最初にお話しした通り、IELTSは
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つで構成されています。

 

そのうち「アカデミック」と「ジェネラル」共通のテストが2つあります。

それは「リスニング」と「スピーキング」です。

 

「アカデミック」、「ジェネラル」いずれのテストでも、
「リスニング」と「スピーキング」の対策は同じで良いということですね!

 

「アカデミック」「ジェネラル」の相違点

1.リーディング

まずは「リーディング」テストの内容の違いをまとめてみます。

「アカデミック」
3つの長文(1000 words程度)
アカデミックな内容
・長文の難易度は高め

 

「ジェネラル」
4つの短文(500 words程度) +1つの長文(1000 words程度)
広告等、日常生活に関連した内容
・長文の難易度は低め

それぞれのテストの趣旨に即した内容となっていますね!

 

2.ライティング

次は「ライティング」テストの内容の違いです。

「ライティング」は、どちらのテストでも2題の出題です。

 

1題目…150語以上の英語で回答

「アカデミック」
グラフや図表のレポートの読み取り

「ジェネラル」
手紙等を書く

 

2題目…250語以上のエッセイ

「アカデミック」、「ジェネラル」ともに、ほぼ同じ内容

 

つまり「ライティング」テストの違いは、実質1題のみなのですね!

 

一見、「アカデミック」の試験内容が難しそうですよね。

ですが、グラフや図表から読み取れることは、決まっています。

回答パターンを学べば、書きやすいかもしれません。

 

逆に、「ジェネラル」の手紙は、全ての内容を自分で考える必要があります。

それが苦手な方もいるでしょう。

 

一概に、どちらが難しいとは言い難いかもしれませんね。

 

 

同じ評価を得るための正答率

「アカデミック」と「ジェネラル」。

どちらが難しそうな印象を受けていますか?

 

おそらく「アカデミック!」と答える方がほとんどでしょう。

実際、長文内容や英文自体は、「アカデミック」の方が難しいでしょう。

 

では仮に、あなたが「アカデミック」と「ジェネラル」の両方テストを受けたとします。

そうしたら「アカデミック」のテストのスコアの方が低くなるのでしょうか?

 

答えは「NO」です‼

原理的には、同じ英語力ならば、同じ評価になるはずなのです。

 

要するに、
「アカデミック」と「ジェネラル」では、
同じ評価を得るのに必要な正答数が違うということなのです!

 

例えば、「7.0」の評価も目指すとしましょう。

「7.0」を取るのに必要な正答数。

「アカデミック」では、40問中30問

一方、「ジェネラル」では、40問中34問必要なのです!!

 

このように、
「ジェネラル」は「アカデミック」よりも、高い正答率が求められるのですね!

 

目標スコアを達成するためには、重要な情報です。

しっかりと心に留めておいてくださいね!

 

 

まとめ

1. IELTS の特徴

留学や海外移住申請のための判定テストとして採用
② リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング(*Face to face形式)で構成
③ 紙媒体のテスト
④「1.0 ~ 9.0」で評価

2. IETLSの2つのテスト:「アカデミック」と「ジェネラル」

① 概要
・「アカデミック」…留学希望者向け・学問的内容
・「ジェネラル」…英語以外の研修や海外移住申請向け・日常生活に即した内容

② 共通点
・リスニング、スピーキングテストの内容

③ 相違点
・リーディング
→「アカデミック」…アカデミック(学問的)内容の長文3つ
→「ジェネラル」…広告など日常生活に関連した内容の短文4つ+長文1つ

・ライティング
→「アカデミック」…グラフや図表の読み取り(150 words)
→「ジェネラル」…手紙等(150 words)

・同じ評価を得る正答率
→テスト内容や英文の難易度 「アカデミック」>「ジェネラル」
→同じ評価を得るのに必要な正答率 「アカデミック」<「ジェネラル」

 

IELTSの「アカデミック」と「ジェネラル」。

あなたに適しているのは、どちらのテストですか?

 

受験目的が
「英語を使う留学」なのか「英語以外の研修や海外移住申請」なのか。

この2つの大きな目的に応じて、決めると良いですね!

 

受験するテストを決めたら、さあ、あとは対策あるのみ!

目標スコア達成に向け、練習を積み重ねましょう!!

 

ただし、「海外移住申請」の場合は、
「アカデミック」のスコアでも可とされている国もあるようです

 

「テスト内容的にアカデミックの方が解きやすい!」

「ジェネラルの高い正答率に自信がない!」

 

そんな方は、各国の要件をぜひ調べてみてください。

 

 

「アカデミック」のスコアで、「海外移住申請」を目指す!!

これも、一つの良い選択肢かもしれませんよ!

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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