クリスチャンネームを徹底解説!知っておくべきキリスト教の習慣とは?

キリスト教を語る上で重要な「クリスチャンネーム」。

 

 

キリスト教徒でなくても、多くの人は「クリスチャンネーム」という名前からだいたいの意味は想像できると思います。

 

しかし、その実態や重要さを知っている人は少ないでしょう。

 

 

そもそも、日本のキリスト教徒は、日本の全人口の1%にもならないと言われています。

 

キリスト教が少数派の日本では、クリスチャンネームについて詳しくない人が多いのも頷けますよね。

 

 

実際に、私もクリスチャンネームについて詳しく知ったのはカナダへ渡航した頃。

 

キリスト教徒の友人ができ、私自身もキリスト教会に訪れるようになってからです。

 

 

キリスト教は世界で最も信者が多い宗教

 

私自身もキリスト教徒ではありませんが、その歴史や実態を理解しようとすることはとても大切だと感じました。

 

 

そこで今回は、キリスト教徒にとってとても重要なクリスチャンネームについて解説します。

 

この記事を読めば、クリスチャンネームについてだけでなく、キリスト教についての理解も深まりますよ!

 

 

クリスチャンネームとは?

クリスチャンネームとはキリスト教徒が洗礼を受けたときに与えられる名前のこと。

 

キリスト教における洗礼とは、キリスト教徒になるための儀式のことです。

 

つまり、クリスチャンネームは、教会で正式にキリスト教徒となったときにつけられる名前ということになります。

 

 

また、日本語の訳語では、教派によって異なる呼び名があるのも特徴です。

 

正教会 聖名(せいな)
カトリック教会 洗礼名(せんれいめい) / 霊名(れいめい)
聖公会 教名(きょうめい)

 

このように、同じクリスチャンネームでも教派よって呼び方が異なります。

 

 

クリスチャンネームはどんなところから付けられる?

では、クリスチャンネームはどうやって付けられるのでしょうか?

 

多くのクリスチャンネームは、聖人の名前を頂いています。

 

 

例えば、シンプルに自分の好きな聖人の名前を頂くパターン。

 

そして、教会暦と呼ばれるキリスト教の暦には一日ごとに「その日の聖人」がいます。

 

そこから、自分の誕生日の聖人の名前を頂くということも。

 

 

こうして聖人の名前をクリスチャンネームとして与えられます。

 

その聖人は、その人の守護聖人として、その人にとってとても重要な存在になるんです。

 

 

教会暦におけるその聖人の日は教派によって「聖名祝日」「聖名日」「霊名の祝日」などと呼びます。

 

この日は、誕生日と同じくらい、いや、それ以上に盛大なお祝いをすることも。

 

それくらい、名前を頂いた聖人はその人にとって大切な存在になるんです!

 

 

こうして頂いたクリスチャンネームは、ミドルネームとして扱われることが多いです。

 

日本にはない文化ですが、英語圏の国の人はミドルネームがあることが多いですよね。

 

ミドルネームについては、別の記事で詳しく紹介しています!

 

ぜひこちらも併せて読んでみてくださいね!

 

ハーフのミドルネームって何のためにあるの?

 

 

プロテスタントにはクリスチャンネームがない?

実は、キリスト教の中でも、クリスチャンネームを付けない教派もあるんです。

 

プロテスタントの多くの教派ではクリスチャンネームを与える習慣がありません。

 

 

なぜかというと、プロテスタントの基本的な考え方は「聖書主義」であるから。

 

プロテスタントでは、聖書が唯一従うべきものだと考えているんです。

 

 

クリスチャンネームは、聖人の名前が付けられるとお話ししましたね。

 

しかし、聖書のみに従うプロテスタントには、聖人を信仰する考え方がないんです。

 

そのため、プロテスタントの多くの教派ではクリスチャンネームの習慣がありません。

 

 

日本でのクリスチャンネーム

少数派ではありますが、日本にもキリスト教徒はたくさんいますよね。

 

では、日本人がキリスト教徒になった場合、クリスチャンネームはどのように記載されるのでしょうか?

 

 

また、日本で多数派の宗教である仏教にも、クリスチャンネームに似た習慣があったことはご存じですか?

 

ここでは、日本人のクリスチャンネームや、日本における似た習慣について解説していきます!

 

 

日本人のクリスチャンネームの語順

英語圏の国には「ミドルネーム」がありますよね。

 

そのため、クリスチャンネームをミドルネームとして使う場合には、ファーストネーム・ミドルネーム(クリスチャンネーム)・ファミリーネームという語順になります。

 

 

しかし、日本にはミドルネームの習慣がありませんし、付けることもできませんね。

 

そのため、日本の教会ではクリスチャンネームをミドルネームとして考えることはしません。

 

 

日本の教会でクリスチャンネームを与えられた場合、「クリスチャンネーム・氏名」という語順で名前を記入します。

 

つまり、「パウロ」というクリスチャンネームを与えられた山田太郎さんの場合「パウロ山田太郎」となるということです。

 

 

日本の著名人のクリスチャンネーム

日本の著名人にも、洗礼を受けてキリスト教徒になった人はたくさんいます。

 

みんなが知っている有名人のクリスチャンネームは気になりますよね。

 

ここでは、日本の芸能人や歴史上の著名人の洗礼名をご紹介します!

 

つるの剛士 アントニオ
麻生太郎 フランシスコ
前川清 セバスチャン
杉原千畝 パヴロフ・セルゲイヴィッチ
新渡戸稲造 パウロ
長嶋一茂 パウロ
加藤一二三 パウロ

 

「あの人ってキリスト教徒だったんだ!」と意外に思う人もいたのではないでしょうか。

 

ちなみに、棋士の加藤一二三さんは自身のクリスチャンネームから、「パウロ先生」という愛称でも呼ばれていますよ!

 

 

クリスチャンネームと仏教の戒名

日本では、神道と並んで仏教の信者が多いです。

 

実は、この仏教にもクリスチャンネームに似た習慣があります。

 

ズバリ、それは「戒名」です。

 

 

戒名といえば、死後に授けられるものだと思っていませんか?

 

確かに、現在の日本では故人に対して戒名を授ける風習があります。

 

 

しかし、戒名はもともと受戒した人に授けられる名前です。

 

つまり、仏の弟子となることを誓って仏門に入った人に与えられるもの。

 

 

キリスト教徒として洗礼を受けた人が与えられるクリスチャンネームと仏教の戒名は似たコンセプトだということが分かりますね。

 

 

まとめ

  1. クリスチャンネームは洗礼を受けたキリスト教徒が与えられる名前
  2. クリスチャンネームは聖人の名前を頂くことが多い
  3. 聖書主義のプロテスタントの多くはクリスチャンネームの習慣がない

 

クリスチャンネームはキリスト教徒にとってとても大切なもの。

 

洗礼を受けてクリスチャンネームを与えられるということは、キリスト教徒にとって非常に大きな意味を持ちます。

 

 

キリスト教徒でない人も、この習慣を理解して尊重しましょう!

 

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