共通テスト【英語】は何が変わる? 現役英語教師による徹底解説!

大学入試の登竜門「センター試験」改め共通テスト

 

いよいよ今年度、初めて実施されますよね。

テスト内容をめぐっては、右往左往してきました。

 

特に、英語に関しては、大きな変更があることをご存知ですか?

 

変更点のポイントはこちら。

リーディング・リスニングの配点が変わる

リーディング試験から、3つの問題形式が消える

リスニング試験では、1回しか放送されない問題もある

 

「配点はどうなるの?」

「なんの問題が消えるの?」

と思ったあなた!

 

現役英語教師の私が、

英語共通テスト」攻略法をお届けします!

 

 

さあ、共通テストまで、あと5か月!

この記事を読めば、もう怖いものはありませんよ!

 

 

英語共通テストの変更点は?

さあ、さっそく本題に切り込んでいきますよ。

センター試験⇒共通テストへの変更点をご説明していきます。

 

まずは、主な変更点をしっかりと頭に入れましょう。

 

配点の変更

1つ目の大きな変更点は、

リーディング試験とリスニング試験の配点。

 

 

センター試験

・リーディング試験:200点
・リスニング試験:50点

⇒250点を200点へ換算

 

共通テスト

リーディング試験:100点
リスニング試験:100点

⇒計200点として表記

 

 

いかがですか?

 

リーディング試験の配点は、半分に。

リスニング試験の配点が、2倍に!

 

要するに、

リスニング試験の比率が大きくなったんですね!

 

この変更は、とっても大きいですね。

リスニング力が重視されている証ですね!

 

 

ただし、

合否判定で使う配点比率は、各大学によって異なってきます。

 

例えば、

大阪大学・京都大学…リーディング:リスニング=3:1

と発表されています。

 

大学によっては、2:1、4:1の場合もあるようです。

 

気になる大学は、しっかりと確認しておきましょう!

 

 

リーディング試験

リーディング試験では、問題形式に大きな変更がありました。

 

何より大きな変更点はこちら!

・発音問題・文法問題・語彙整序問題の廃止

 

 

従来の文法的知識を確かめる問題が、すべて消えます!

つまり、読解問題だけになるんです。

 

ただし、

読解問題と言っても、従来型の読解問題だけはありません。

 

 

題材となるのは

・チラシやポスター

・飲食店の口コミサイト・ブログ

・授業でのディベート・プレゼンテーション準備の参考資料

 

 

実に多様な資料を用いた問題ですよね。

 

実際の問題サンプルはこちら。

(参考:https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

 

いかがですか?

センター試験の長文読解問題とは、大きく異なっていますよね。

 

思考力や判断力が試される共通テスト。

日常生活や学校の授業などの場面設定が多いようですね。

 

そのため、

必要な情報を的確に見つける力

文章のポイントを把握する力

 

この2つの力が、とっても重要となります。

しっかりと対策し、この力を高めれば、高得点も狙えるでしょう。

 

 

リスニング試験

配点が2倍になったリスニング試験。

配点以外にも、大きな変更点が2つあります。

 

まずは、こちらをご覧ください。

 

⾳声については,多様な話者による現代の標準的な英語を使⽤する。

読み上げ回数については,(中略)1 回読みを含める。

⼗分な読み上げ時間を確保し,重要な情報は形を変えて複数回⾔及するなど,⾃然なコミュニケーションに近い英語の問題を含めて検討する。

全ての問題を1 回読みにする可能性についても今後検証しつつ,当⾯は1回読みと2 回読みの両⽅の問題を含む構成で実施することとする。

(参考:令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針

 

ポイントは2つです。

放送回数2回→1回の問題あり

アメリカ英語以外の話者も登場

 

センター試験のリスニング試験では、英文が2読まれました。

ですが、共通テストでは、この放送回数が変更されます。

 

サンプルテストでは、

1回しか放送されない問題:約50%

2回放送される問題:約50%

となっています。

 

1回でも正解できるようにトレーニングを積む必要がありますね。

 

 

さらに注意すべき点は、

リスニング中に登場する話者の言葉。

 

 

上記文章中の「多様な話者」について、明確な説明がありません。

 

ですが、

「様々な地方の英語話者が登場する」と解釈してOKでしょう!

 

 

アメリカ英語がメインの日本の英語教育。

 

イギリス英語やオーストラリア英語など、

他の地域の英語にも慣れておく必要がありそうですね。

 

 

以上のように、変更点の多い共通テスト。

難しいイメージを持ってしまった方も多いのでは?

 

実際、作成にあたり、想定している平均点は

・センター試験…60%

・共通テスト…50%

と公表されています。

 

つまり、

共通テストの方が、難易度は高い

と考えて間違いないでしょう!

 

 

ですが、ご安心ください!

 

共通テストの攻略法を伝授しますよ!

ポイントをおさえた学習で、高得点取得を目指しましょう!

 

 

共通テスト攻略法

さあ、さっそく共通テストの攻略法を伝授していきますよ!

分野ごとに分析・解説をしていきますね。

 

ポイントをしっかりおさえてくださいね!7

 

 

リーディング試験編

まずは、リーディング試験から。

 

対策のポイントは、この3つ!

語彙力強化

速読特訓

反復演習を積む

 

 

語彙力強化

何といってもこれ!

 

語法問題が消えたからと言って、語彙の学習は不要ではありませんよ!

 

むしろ、

「語彙の重要性が高まった」と言っても過言ではありません。

 

なぜなら、

共通テストのすべてである読解問題には、語彙が必須だから。

 

語彙なくして、読解問題克服は不可能です!

 

語彙力強化には、あなただけの単語帳を作るのがオススメ!

その方法はこちらをご覧ください。

英単語の効率的な覚え方の秘訣は「ノート」! 英単語学習の悩みは、これで一挙解決!

2020.05.28

語彙が苦手な方は、こちらで攻略方法を学べますよ。

 

速読特訓

読解問題だけの共通テスト。

速読なくして、高得点は狙えません。

 

しかも、速読が苦手な方に、さらなる悲報が…。

 

実は、

共通テストの1問あたりの配点が、センター試験より低くなっているんです。

 

つまり、長文読解問題数が、

センター試験よりも、かなり増加するということ。

 

ですから、速読のトレーニングは欠かせませんね。

 

 

ただし、共通テストには、

ポスターなど、視覚的に情報を得られる問題も多く含まれています。

 

たとえば、先ほどお見せしたこの問題。

この問題を解いてみてください。

Someone who does not like raw carrots may eat this dish because ___ .

1 carrots are not used

2 many kinds of spices are used

3 the carrots are cooked

4 the carrots are very fresh

 

正解は…3!

 

瞬時に答えられましたか?

 

このような問題の攻略ポイントは、「キーワード」!

 

キーワードを視覚的に探し、瞬時に情報を集めるんです。

 

 

この問題のキーワードは「raw carrots」。

「carrots」が出てくる箇所は、たった1箇所(赤線)。

この「carrots」が「vegetables」と書き換えられていますね(矢印)。

 

答えの根拠となるのは、その1文のみ(黄線)。

この1文を見るだけで、答えを出すことができるんですね。

 

簡単ですよね!

この特訓をすれば、瞬時に正答できるようになりますよ。

 

共通テストの特徴を理解した上で、速読トレーニングしていきましょう!

 

 

言い換え表現に慣れる

共通テストでは、紛らわしい選択肢が多く含まれています

 

結果、悩んだ生徒がやってしまうのが…

本文と同じ単語が含まれる選択肢に飛びつく!

 

心当たりがあるのでは?

 

ですが、この場合、不正解となる確率が高いです。

 

 

実は、この共通テスト。

「本文中の表現を言い換えているもの=答え」

の傾向が強いんです!

 

 

たとえば、先ほどのこのレシピの英文。

この問題は、いかがでしょう?

 

This recipe would be good if you want to ____.

1 cook chicken for lunch

2 eat something sweet

3 enjoy a hot dish on a cold day

4 prepare a quick meal without using heat

 

正解は…3!

いかがですか?

 

この問題も、答えの根拠はたった1箇所(赤囲み部分)。

Perfect on a snowy day.

enjoy a hot dish on a cold day

と言い換えているだけなんです。

 

「言い換えられているかも…」という視点。

これだけでも、正答率はグッと上がりますよ!

 

 

以上の3つのポイント。

まずは頭にしっかり入れて、対策していきましょう!

 

 

リスニング試験編

配点2倍となったリスニング試験。

放送回数が1回の問題も出現し、難化は必至でしょう。

 

 

そんなリスニング試験攻略のポイントは2つ。

日常会話表現に慣れておく

長めの英文で反復演習

 

 

日常会話に慣れておく

共通テストでは、日常会話が頻出しています

特に、前半の大問でよく見られます。

 

この前半の大問は、英文が比較的短い箇所。

何としても正解したいところですね!

 

ですから、日常会話攻略は必須ですね。

 

 

ただし、共通テストでは

・英文を聞き取るリスニング力

聞き取った情報を元に類推する力

 

この2つが求められる問題が多いんです!

 

 

たとえば、この問題。

(4:34)から聴いてみてください。

(参考:https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

 

最終的にツリーをどこに置くことになったのか?

答えは、どこでしょう?

 

正解は…2

 

英語を聞き取る力以外にも

「話している人が今いる位置は?」

「何と比べて位置を説明しているか?」

などの類推する力が必要だと分かりますね!

 

このような共通テストの傾向に慣れる必要がありますね。

 

 

ちなみに、放送された英文はこちら。

“M: How about there, near the bookshelf?

W: I’d prefer it by the window.

M: OK. Right here, then?

W: No, that’s too close to the TV. I think the other corner would be better.”

 

場所に関する問題であれば、

「near」 や「close to」に注意して聴くことがポイントですね。

 

 

長めの英文で反復演習

難易度の高い後半で問われる力です。

英文が長いうえ、1度しか放送されません。

 

ですから、日頃から

長めの文章を聞く

話の流れを追う

という訓練をしておく必要があります。

 

 

「どうやって訓練したら良いの?」

とお悩みのあなた。

 

共通テストリスニング特訓にオススメのテキストをご紹介します!

一度、手に取ってみてくださいね。

 

 

オススメのリスニング特訓テキスト

英語耳

英語耳 に対する画像結果

共通テスト受験者全員にオススメの「英語耳」

 

・単語の正しい発音方法

・文レベルの発音の基礎

を身につけることができるんです!

 

まずはこの「英語耳」から始めてみるのが良いでしょう。

 

 

イチから鍛える英語リスニング必修編

・イチから鍛える英語リスニング必修編 に対する画像結果

共通テスト施行問題等を参考に作られた問題集。

共通テストレベルの問題をこなしたい方にオススメ!

 

この問題集の特徴はこちら。

反復を前提に作られている

復習方法が教授されている

 

反復演習に最適な問題集ですね。

 

基礎固めができたら、何度もこのテキストで反復演習していきましょう!

 

 

リスニングの傾向、対策方法が分かったら、あとは行動あるのみ!

さっそく学習を始めてみましょう。

 

リスニングの苦手意識が強い方は、こちらをどうぞ。

 

ちなみに、記事冒頭でお伝えしたように、

アメリカ英語以外の話者が登場する問題も含まれるようです。

 

同じ傾向のあるTOEICの問題で、対策するのも良いかもしれませんね。

 

 

まとめ

英語共通テストの変更点

・配点の変更
→リーディング試験100点・リスニング試験100点

 

リーディング試験

・変更ポイント
→文法・語彙・語句整序問題の廃止
→読解問題のみ

 

・攻略法
→語彙強化
→速読訓練
→言い換え表現

 

リスニング試験

・変更ポイント
→放送1回のみの問題出現
→アメリカ英語以外の話者の登場

 

・攻略法
→日常会話習得
→長めの英文で反復演習

 

さあ、刻々と迫ってきた共通テスト。

 

対策すれば、過度に恐れる必要はありません!

まずはポイントをしっかり理解して、対策していきましょう。

 

効率的に学習したい方は、こちらで完璧ですよ!

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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